ポケモンセンター
- 『ポケットモンスター』シリーズの都市や町に存在する、戦闘で傷ついたポケモンを回復するなどができる施設。
詳細はポケットモンスターの用語一覧#ポケモンに関する施設を参照
- 『ポケットモンスター』シリーズのグッズを販売している専門店。名称は上記に由来。本項で詳述する。
- 株式会社ポケモンの旧社名 ポケモンセンター株式会社。
テンプレート:特殊文字 ポケモンセンター(Pokémon Center)は、ポケットモンスター(ポケモン)関連商品を販売する専門店。オリジナル商品も含め、数多くのポケモングッズやポケモンのゲームソフト、およびそれをプレイするのに必要なゲーム機を取りそろえている。略称は「ポケセン」。
『ポケットモンスター』シリーズの発売元である株式会社ポケモンが経営する、唯一の直営店でもある。
概要[]
ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、多角的に展開する。日本国内には東京・横浜市・名古屋市・大阪市・福岡市・札幌市の6か所に常設店舗が存在する。日本国外ではアメリカのニューヨークに任天堂総合ショップ内の1コーナーとして存在する。
一般の量販店や玩具店で販売されている商品のほか、ポケモンセンターのみで販売されているオリジナル商品も多数存在する。オリジナル商品の主なものとしてはお菓子やラーメン等の食品、ぬいぐるみ、生活雑貨、ステーショナリー、ゲーム機関連グッズなどがある。季節に合わせたものも多く、商品の入れ替わりも激しい。
店舗の規模に対して来客数は多く、休日は親子連れなどで大変混雑する。休日のほか、不定期的に行われているデータ配布イベント開催中や新年の初売り、限定版ゲーム機の発売日などにおいては入場規制がなされ、1時間以上待たされることも珍しくない。その半面平日は比較的閑散としており、仕事帰りのサラリーマンなどといったほほえましい光景が見られる。
店舗によっては、友達や居合わせた人との対戦・ポケモン交換等の場として「ユニオンルーム」が設置されている。
このほか、大手百貨店やイベント会場に店舗が出張する事もある。また、一部の総合スーパーには、「ポケモンセンターサテライト」と銘打たれたコーナーが設けられ、ポケモンセンターオリジナル商品が販売されている。
なお、ゲーム中でアイテムを売っているのは「ポケモンセンター」ではなく「フレンドリィショップ」である。
アクセスポイントの設置[]
バッファロー製のニンテンドーDS用アクセスポイントを設置している店舗もあり、そこでは最大16台まで同時にニンテンドーWi-Fiコネクションへ接続できる。DSステーションと同様設定は不要。
店舗によってアクセスポイントの設置台数・場所は異なるが、プラチナ発売以降複数台のアクセスポイントを設置している店舗もある(トウキョーは2台・ヨコハマは5台程度)。
開催されるイベント[]
グッズ販売のほか、不定期的にゲームソフトを対象としたデータ配信を無料で行っている。専用機器でセーブデータを書き換える・ゲーム機で無線を受信するなどして、通常では手に入らないポケモンやアイテムを手に入れることができる。
また、誕生日または、その前後7日間に来店すると、特別なポケモンのデータをプレゼントするなどのサービスが行われている。
春休みや夏休み等の主に学生の長期休暇期間には、店舗とは別にポケモン縁日というイベントを行うことがある。くじびきや輪投げなどのゲームを楽しんでポケモングッズがもらえるほか、上記のデータ配信をこちらの会場で行うこともある。
その他の不定期イベントとしては以下のようなものがある。
- カードゲームのティーチング(指導、主に子供を対象として休日に行われる)
- カードゲームのフリーバトル(ポケモンセンターのスタッフと、あるいは客同士でのポケモンカードの対戦)
- ステッカーや缶バッジ、クリアファイル等のプレゼント
- ニンテンドーDSの試遊台の設置(ポケモンの新作ソフトが発売された直後など)
- ポケモンバトリオなどのゲーム機の設置
- カードゲームの交換会
- ポケモン(着ぐるみ)が遊びに来る
- 店舗周辺でのスタンプラリー
店舗[]
- ポケモンセンタートウキョー
- 1998年4月25日開店・2007年7月20日に現在の場所に移転。
- 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番3号 汐留芝離宮ビルディング2F
「#ポケモンセンタートウキョーの移転」も参照
- ポケモンセンターオーサカ
- 1998年11月14日開店・2010年11月26日に現在の場所に移転。
- 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目1番1号大丸梅田店13階
- ポケモンセンターナゴヤ
- 2002年10月11日開店・2008年7月19日に同じオアシス21内で移転。
- 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1丁目11番1号 オアシス21 B1
- ポケモンセンターフクオカ
- 2003年11月1日開店・2011年3月3日に現在の場所に移転。
- 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号 JR博多シティ8F(アミュプラザ博多内)
- ポケモンセンターヨコハマ
- 2005年3月5日開店・2008年10月10日に同フロア内で移転。
- 〒220-8172 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 ランドマークプラザ4F
- ポケモンセンターサッポロ
- 2009年3月6日開店。
- 〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目 札幌エスタ9F
ロゴマーク[]
店に使用されているロゴマークはモンスターボールをかたどったマークに、3種類のポケモンが配されている。
ロゴマークに使われるポケモンは各店舗によって多少異なり、その店が開店した時期にも大きく左右される。ロゴマークの変更例は主に各店舗の移転時のほか、季節営業店だったサッポロでたびたび変更されていた。
各店舗のロゴマークに使用されているキャラクターは以下の通り。ピカチュウは全店で必ず使用されている。
- ポケモンセンタートウキョー
- ピカチュウ・ニョロゾ・ヒトカゲ(1998年4月25日 - 2007年7月16日)
- ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマ(2007年7月20日 - )
- ポケモンセンターオーサカ
- ピカチュウ・ゼニガメ・ニャース(1998年11月14日 - 2010年11月23日)
- ピカチュウ・ポカブ・ニャース(2010年11月26日 - )
- ポケモンセンターナゴヤ
- ピカチュウ・チコリータ・ミズゴロウ(2002年10月11日 - 2008年7月15日)
- ピカチュウ・チコリータ・ヒコザル(2008年7月19日 - )
- ポケモンセンターフクオカ
- ピカチュウ・ワニノコ・アチャモ(2003年11月1日 - 2011年2月25日)
- ピカチュウ・ミジュマル・ヤナップ(2011年3月3日 - )
- ポケモンセンターヨコハマ
- ピカチュウ・ゴンベ・キモリ(2005年3月5日 - 2008年10月5日)
- ピカチュウ・マナフィ・ナエトル(2008年10月10日 - )
- ポケモンセンターサッポロ
- ピカチュウ・ミルタンク(2002年7月1日 - 9月30日、2002年夏営業時マーク)
- ピカチュウ・アチャモ・キモリ・ミズゴロウ(2003年7月1日 - 10月31日、2003年夏営業時マーク)
- ピカチュウ・ミュウ・ニャース(2005年11月17日 - 2006年4月9日、2005年冬営業時マーク)
- ピカチュウ・ポッチャマ・イーブイ(2009年春開店時)
以前の店舗[]
日本国内[]
- ポケモンセンタートウキョー 旧店舗
- 1998年4月25日 - 2007年7月16日
- 第1号店。2007年7月20日に浜松町に移転。
- 〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目2番5号 川崎定徳ビル別館1F
- ポケモンセンターナゴヤ 旧店舗
- 2002年10月11日 - 2008年7月15日
- 第3号店。2008年7月19日に同じオアシス21内で移転。住所は現在の店舗と同じ。
- ポケモンセンターヨコハマ 旧店舗
- 2005年3月5日開店 - 2008年10月
- 第5号店。現在の店舗の向い側にあった。
- ポケモンセンターサッポロ 季節営業店舗
- 札幌全日空ホテルで季節営業されていた。
- ポケモンセンターオーサカ 旧店舗
- 1998年11月14日 - 2010年11月23日
- 第2号店。2010年11月26日に大丸梅田店13階に移転。
- 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田センタービルB1
- 現在、跡地にはアニメイトがある。
- ポケモンセンターフクオカ 旧店舗
- 2003年11月1日 - 2011年2月25日
- 第4号店。2011年3月3日にJR博多シティに移転。
- 〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1丁目2番22号 キャナルシティオーパB1Fラブーン
海外[]
- ポケモンセンターニューヨーク
- 2001年11月16日開店
- Nintendo Services USAが運営。2005年春に、任天堂グッズ全般を扱う「Nintendo World Store」(英語版:Nintendo World Store)としてリニューアルされた。ポケモンコーナーは健在。
- 10 Rockefeller Plaza New York, NY 10020-1930
インターネット[]
- ポケセンオンライン
- 1999年9月2日 - ?
- AOL会員専用ページ内に開設。運営は三井物産。ショッピングアドベンチャーゲームをコンセプトとし、サイト内にはミニゲームが設けられていた。
- ロゴマークはピカチュウ・ポリゴン・コイル。
- ポケモンセンターオンライン
- 2001年3月21日 - 2006年11月30日
- ロゴマークはピカチュウ・ピチュー・ポリゴン2。
- 休店後は、「ポケモンだいすきクラブ」のサイト内に新設された「ポケモンだいすきセレクトショップ」に引き継がれたが、それも2008年12月20日で閉店した。
- ポケモンセンターモバイル
- 2003年9月29日 - 2006年11月30日
- ロゴマークはピカチュウ・ラティオス・ラティアス。
ポケモンセンタートウキョーの移転[]
日本橋に所在した第1号店「ポケモンセンタートウキョー」は、2007年7月16日をもって閉店、7月20日に浜松町に店舗を移転した。また、移転に合わせて店舗のロゴマークも変更された。 営業時間は平日は11時 - 20時、土・日・祝日は10時 - 19時になった。
移転理由は定かではないが、主に以下の理由が考えられる。
- 夏休み・冬休み・連休中などの長期休暇期間には、周囲に入店待ちの行列ができ、また旧店舗周辺では待機スペースをとりづらいことから近隣に迷惑をかけていた。また店舗周辺の路地の雰囲気があまり良くなく、平日は客が1人も居ないこともよくあった。
- 従来より店舗面積が広くなり、よりゆったりとした買い物や豊富な品揃え、イベントスペースの確保が期待される。
- 最寄の浜松町駅・大門駅から徒歩2〜3分とアクセスが向上し、かつ道のりがわかりやすい。
- 羽田空港とのアクセスも至便。東京モノレール利用で最速18分、日本橋店舗と同様に京急 → 都営浅草線でも乗り換え無しで来店可能で、更なる来店客増加が期待できる。
浜松町駅は東京駅と比べると利用客・乗り入れ路線ともに少なく、周辺も観光客向けではないオフィス街のため来店客が利用しにくくなる可能性が懸念されたが、山手線・京浜東北線等の運行本数の多い路線の停車駅ということもあって店舗は現在も賑わいを見せている。ただし日本橋に店舗があった頃と比べゲームの無線通信参加者は少なくなっておりテンプレート:要出典、入店の行列も緩和されている。
移転に関して、従来からの利用客からは「親しみのある店舗・ロゴマークがなくなってしまうのは寂しい」などの声も聞かれる。
浜松町の店舗では7月20日の本オープンを前に、7月18日・19日に内覧会(プレオープン)が開催された。参加者は「ポケモンだいすきクラブ」会員限定での抽選により、当選者が招待された。
日本橋最終日の2007年7月16日は、海の日ということもあり多くのファンで賑わった。また19:00の閉店まで残るファンも数多くおり、最後にシャッターが閉まる時には拍手が沸き起こった。
日本橋旧店舗のあったビルは、2010年秋から改築のための解体工事が行われている。陳列棚や床のプリントなど、かつての店内の内装は、解体工事開始までほぼそのまま残されていた。
サテライト店舗[]
全国各地に設置されている、ポケモンセンターの本店舗の補助店。ロゴマークはピカチュウ・ポッチャマ・ヒコザル・ナエトル。
多くは通常のポケモン関連玩具売り場で一部のポケモンセンターオリジナルグッズも合わせて売られている形態となっている。一般の店舗よりも、ポケモンバトリオの設置台数が多い。
関連項目[]
- ポケットモンスター
- ポケモン (企業)
- キャラクターグッズ専門店
外部リンク[]
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